HA RA N 番 JOE 〜 たかよし’BLOG

49歳再チャレンジ!負けません!

セミナーと彼女と息子と仮面ライダー

 

 

先々週くらいに一度「ネットの無料セミナー」というヤツを受けた。

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自分はこれまでセミナーなどの類のものは一切受けたことがない。

勉強は大嫌いだったし、学校や塾の勉強も大嫌いだった。

ただし、成績はそこまで悪かったわけではない。

特に小学生の頃は嫌いな教科以外は点数も成績も取れた。

天敵は算数だけだ。

「数字アレルギー」というのもあり、得意な暗記も「九九」と言う前ではそんな得意という言葉もどこへやら・・・

何せ、算数・数学は高校卒業するまで大嫌いだった。

話しを戻すが、「無料ネットセミナー」というのはPCのWEBブラウザ内でTV電話のような感じで面談を行うマンツーマンのセミナーの事だ。

今、起業を目指している自分は、何せ情報に飢えていてなんでもかんでも食らいついて頭の中に詰め込みたかった。

その一回のセミナーで

「なるほど、こんな感じなのか」

と、味を締めそのネットセミナーの後、無料セミナーにネットで完了するものを含め3回行っている。

自分の目標としているものはネットビジネス参入とFXなのだが、それの話しを聞いて夢が広がるのが楽しい。

最近、見ているYouTubeもそういうセミナー系のものばかりだ。

冒頭で「勉強が大嫌い」と書いているが、おっさんになった今、無性に「知識や情報」に飢えている自分がいてびっくりしている。

その「ネット無料セミナー」での出来事だが、自分と話しをしてくれたメンターの方だが、自分よりも歳が若そうに見えた。

しかし、恐らくは見た目は自分のほうが若く見えると思う。

少しふくよかな男性は、ブログでの広告収入のあり方の説明をしてくれた。

途中でライティングの話しになり、現在は風俗の記事と車の記事を書いてると話すと、先程まで少し緊張した話し方だった先生が

「いや、実は僕もアダルト系でして」

と嬉しそうに身の上話しまでしていただいた。

無料のため時間が決まっているのに大幅にオーバーし、夢中で話す先生を逆に

「あ、先生もう時間もオーバーしてますので」

と遮るくらいだった。

不完全燃焼気味の顔をしたそのメンターは

「たなかさん、ぜひうちで勉強してくださいね」

と言い残し、共にニヤニヤしながらブラウザを閉じた。

その他には、為替のセミナーでその会場は少し大きな会場だったが来場者は8割といった所で12、3名の受講者がいた。

神経質そうな少し若い講師が現れて、説明をしている。

運用方法、手法、今取り引きは自動売買で行われているという事を含め、約30分強の講義だった。

なんて勉強は楽しいんだろう。

50前にしてこんな気持ちになるとは思いもしなかった。

新しい情報、初めて知ることが頭の中に流れ込んでくる。

何年か、いや何十年か自分が如何に「脳死」でいたことがよくわかる。

もし、読者の方々も無料セミナーはぜひ行ってみた方が良いと思う。 

 

もちろん、無料ではあるので最後はその授業を売りに来るのだが、やはり対面で話せば、そこの授業はお金を支払ってでも受けたくなったし、自分もお金があれば入構したいセミナーばかりだった。

ただ、気をつけて欲しいのは、掲示板形式のセミナー告知を行っているセミナー告知サイトには気をつけて欲しい。

そういった類の所は大抵最後に高額な商材や会員入会を勧めてくるものなので、あまりオススメはできない。(実際、自分は申込みを入れてキャンセルしたりしている。)

今日、以前自分がキャバクラをしていた頃に働いてくれていた女性が、GWを利用して子供と一緒に東京へ来るというので、食事をする約束をしていた。

彼女は、色々あって今はシングルマザーで男の子を1人育てている。

別にキャバ嬢だったから彼女みたいな人生を送っているわけでもない。

1人でキャリアウーマンとして頑張っている子もいれば、幸せに旦那さんと家庭を持っている子もいる。

この話しは、一度は断ろうかとも思った。

現在収入もない自分は、彼女たちに東京まで来てもらってご馳走もしてあげられない。

しかし彼女は

「大阪では何回もご飯連れて行ってもらったんだから、今回はごちそうさせて」

と言ってくれた。

その言葉をありがたく受け止め、久しぶりに遠出(電車で乗り換え含め5駅だが)してみた。

久々の東京駅はやっぱりだだっ広く、迷路のようで全く方向がわからない。

電話で居場所を確認しながらやっと出会えた。

彼女は少しおばさんになったが、息子の成長ぶりに驚いた。

前に会ったのが東京へ出てくる6年前である。

当時、働き始めたばかりの彼女は、収入も少なく息子に仮面ライダーの存在を教えてなかった。

人形やグッズを買ってと言われるのが怖かったらしい。

その時の自分は、というより今もだが仮面ライダーが大好きで、部屋にフィギュアなどを飾っていたのだが、彼女が息子を連れ遊びに来るようになってから、息子が仮面ライダーに対し覚醒してしまった。

ちょくちょく遊びに来るようになった彼女の息子はうちに来る度、そのフィギュアを部屋一面にひっくり返し、腕はもげるわ足はどこに行ったかわからんわで、帰った後は台風が去ったような感じになる。

それから息子が仮面ライダーを欲しがると嘆いていた。

 そんな息子も今は仮面ライダーのことなど忘れNintendoSwitchでスマブラに夢中になるくらいには成長していた。

久しぶりに自分と会った息子は最初こそ人見知りしていたが、途中から母さんではなく自分と手をつなぐようになる。

東京駅の外をぐるりと回り、食事ができるところを探して東京駅の中のステーキとハンバーグが売りのお店に入った。

彼女の話しを聞くと、その6年の間にえらく出世し大手保険会社に勤めているのだが今はその下部会社のリーダーとして年収800万円以上貰っているという。

ここでも、完璧にぶち抜かれていてショックだったが、話しをしていると当時キャバクラ時代の面影もしっかり残っている話し方で、すごく楽しい。

食事を終えた息子がわざわざ自分の隣に来て「膝枕状態」で椅子に寝転がる。

やはり父親の愛情に飢えてるんだなと思った自分は、怒る彼女を尻目にそっとしておいた。

現在の彼女は、ここまで息子を育ててきた自信と、仕事で大変と言いながらも充実感が漂ってる姿は余裕さえ伺える。

40歳には独立したいという事を聞き

「これからの時代はネットで仕事をしないといけない時代」

ホリエモンさんの受け売りではあるが、情報強者が情報弱者を食うという話しをして、ブログ運営や投資関連の自分の話しを食い入るように聞いている。

やはり、彼女も息子の将来も含め考えているようで、なにか挑戦したいと言っていた。

何かわからないことがあれば協力するよとビジネス談義がつきないので息子がすねだした。

店を出てからは、東京駅の中のポケモンショップやジャンプショップを引っ張り回されなんだかんだと観光する。

子供っていうのは不思議な生き物だ。

正直、こんな大変なことが一度に起きて殆んど家で勉強や仕事で記事を書いている自分は、いくら強がっていたとしてもメンタルは疲弊してる。

でも、子供と会話して遊ぶんでいると心が洗われる。

本当に気分が軽くなった1日だ。

彼女の姉が東京に住んでいるので、姉の家に向かうためお別れをする。

改札の向こうで大きく手を振り

「バイバーーーーーーーイ!」

と笑っている息子の顔はまさにクレヨンしんちゃんだった。

多分このブログを読んでると思うが、今日は本当にありがとう。

子供の力は偉大だということがわかった1日でした。

 

毎日たくさんの方が読んでいただきありがとうございます。

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